エリア×診療科 開業データ
大阪市平野区で耳鼻咽喉科を開業する|診療圏データ分析
人口総数(2020年)
192,152人
2015→2020年 -2.3%
耳鼻咽喉科クリニック数(診療所・届出数)
10件
医療情報ネット 2025年12月時点
人口10万人あたり密度
5.2件
全国平均 約3.7件
このエリアの耳鼻咽喉科密度(人口10万人あたり5.2件)は全国平均の約1.4倍です。
大阪府内のデータ取得済み72市区町村の平均(5.1件/10万人)と比較すると約1倍です。
大阪市平野区の人口推移
出典: 政府統計の総合窓口(e-Stat)社会・人口統計体系(国勢調査等に基づく)
大阪市平野区の耳鼻咽喉科開業環境の特徴
大阪市平野区は人口192,152人と65歳以上53,440人がいずれも大阪市24区で最も多い区で、年少人口も21,032人と実数が大きく、耳鼻咽喉科クリニックの主要な患者層は乳幼児・学童の中耳炎・滲出性中耳炎の反復通院という、区内で絶対数の大きい小児需要が中心になります。
- 人口は192,152人で大阪市24区の中で最も多く、65歳以上の53,440人も実数では24区で最多です。2015→2020年は2.3%減とゆるやかな縮小に入っており、年少人口は21,032人、高齢化率は27.8%です
- 耳鼻咽喉科の外来受療率は0〜4歳が1488.6と全診療科で最も高く、5〜9歳1094と続き、成人期の約200前後を大きく上回ります(いずれも人口10万対)。年少人口比率10.95%は中位ですが、母数が24区で最も大きいため、中耳炎の反復通院という同じ子が何度も来る需要の絶対量はこの区が区内でも大きい側にあります
- 耳鼻咽喉科の届出は診療所10件・10万人あたり5.2件で、全国平均3.7件の約1.4倍にあたり、大阪府平均5.1件とほぼ同水準です。耳鼻咽喉科を標榜する病院は1件のみです。この10件は小児耳鼻咽喉科を含む標榜で数えた数字です
開業を検討する際のポイント
- 人口が最も多い区でも、送迎で通える圏内の子どもの数を候補地ごとに測る: 診療所10件で人口192,152人という構成は一見して余地に見えますが、15.28平方キロメートルの中で乳幼児がどこに住み、既存の10件がどこに集まっているかまで確かめないと前提が崩れます。候補地から保護者が送迎で無理なく通える圏内に0〜9歳が何人いるかを自分で測り、それを反復通院の分母に置いてください
- 絶対数の大きい小児需要を、春の繁忙期の処理量から設計する: 母数が24区で最も大きいこの区では、アレルギー性鼻炎と花粉症が春に集中したときの来院量も大きくなります。ネブライザーや鼻処置を短時間で高回転にさばく体制と、繁忙期に合わせた処置台の数を開業時に決めておかないと、待ち時間で崩れます
- 年少実数21,032人という大きな今の来院を、細る前に取り切る運用にする: 中耳炎や滲出性中耳炎の反復通院は年少人口の実数で決まり、平野区はその実数が大きいぶん、いま生じている来院の絶対量も区内で大きい側にあります。ただし2035年の外来需要指数は88.1で、この年少の分母は10年で1割以上細ります。新規を先々まで見込んで規模を広げるより、いま反復通院で来ている子を治癒まで確実に診て取りこぼさない運用が、縮む局面での基盤になります。区外まで含めた鼓膜チューブ留置や扁桃摘出の紹介先も、絶対量が大きいうちに固めておくと再診が戻ります。なお口唇口蓋裂に伴う口蓋の手術は形成外科が担い、それに合併しやすい滲出性中耳炎の管理が耳鼻咽喉科の領域です
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このエリアを初期値に収支を試算する※ 競合クリニック数は厚生労働省「医療情報ネット(医療機能情報提供制度)」のオープンデータ(2025年12月時点)に基づく届出数です(対象診療科を標榜する診療所数)。医療機関の報告に基づくデータのため、全医療機関を網羅するものではありません。密度・全国平均比はすべて同一データ内の比較です。病院は件数に含みません(同科を標榜する病院: 1件)。耳鼻咽喉科は小児耳鼻いんこう科等の関連標榜を含みます。出典: 医療情報ネット(厚生労働省)(2025年12月時点)を加工して作成。 人口統計は政府統計の総合窓口(e-Stat)社会・人口統計体系(国勢調査等)に基づきます。
データ更新日: 2026/7/23/本ページは開業検討の参考情報であり、開業の成否を保証するものではありません。